事例紹介
事例紹介
CASE 1海外からのワンストップサービスで1週間以上の納期短縮を実現
概要
輸入家電商社様より現行の物流業者での納期が遅いのでビジネスラボで納期が短縮できないかとのお問い合わせを頂戴しました。当時同社は物流業者に中国深圳から日本へ家電製品輸送及び輸入通関、自社倉庫まで輸送を委託していましたが、部署間の連携が取れておらず、またコンテナドレージの確保が出来ず、東京港に到着してから配送まで通常1週間以上掛かっておりました。弊社が本当の意味でのワンストップサービスを提供してからは最短で東京港の到着翌日に配達が可能となりました。
中国側からの情報が重要
弊社中国人スタッフが中国側の代理店及び出荷元と綿密に連絡を取り合い、最も早いスケジュールで輸送する様にスケジュール管理を行っております。また中国を出港した後は常に船の位置情報をトラッキングして入港日のチェックを行い、通関、到着後の配送予定を管理し、変更のあった場合は速やかに連絡をする事で配送日を再調整します。
急な航空便の対応も可能
製造元の出荷遅延により納期に影響が出そうな場合は航空便での対応も可能です。出荷日、納期、配送場所に応じて出来るだけコスト・配送日が早い便を押さえます。またフライトへの搭載確認も随時行い、お客様へ適宜連絡致します。
【家電商社・
メーカーの皆様へ】
現在弊社では家電専用倉庫としてさいたま市岩槻区の倉庫と契約を行いました。家電商品は国内配送費用が物流費の大半を占めると言われており、複数の家電商社様でトラックスペースを共同で使用する合積み混載便の利用が望ましいと言われています。また動作検品や通電検査など検品項目も複雑で、きめ細かい対応や緊急対応が出来る倉庫が必要です。弊社が契約を行う岩槻倉庫はそのどちらも対応が可能であり、今後複数の家電商社様の商材を保管する事で入居者様には物流コスト低減を実感して頂きたいと思っています。
埼玉倉庫外観
CASE 2即時対応で顧客の販売機会損失を防止
概要
弊社顧客である中国系輸出商社様は当初複数の物流業者に中国向けの輸出を委託しておりました。ただ中国への商品の販売は納期の急な変更や納品場所(港)の変更など度々条件が変わりますが、物流業者が対応しきれずにお客様が非常にお困りでらっしゃいました。弊社スタッフが対応をしてからは度重なる変更に対して、現地事情も考慮したきめ細かい対応や説明を行う事で、お客様の販売機会損失を防止する事が出来ました。
お客様の意図を読み取る事が重要
当初は弊社日本人スタッフが対応をしておりましたが、コミュニケーションに問題があると感じ、弊社中国人スタッフでの対応へ変更したところ、お客様との間で発生していた行き違いが発生しなくなりました。
即時対応が重要
弊社スタッフは船会社、コンテナヤード、通関業者、コンテナ輸送業者と常に密に連絡を取り合い、お客様の貨物がスムーズに中国へ輸送され、輸入通関出来る様に段取りを致しました。また複数の協力会社様を起用する事でリスク回避を行い、出荷不能とならない体制を構築いたしました。
輸出禁止成分に対するデータベースを保有
過去の輸出実績から輸出禁止成分に対するデータベース及び知識を豊富に持ち、お客様からお預かりした商品が輸出可能かを輸出通関前に調べる事で、通関リスクを軽減しました。
【輸出商社の皆様へ】
弊社のご提供する海上運賃は他社と比較しても非常に安価にご提供が可能です。また関東・関西以外の地区での取扱いも行っており、お客様のきめ細かい要求に対応が可能です。お困りの事が御座いましたら是非弊社へご一報下さい。
CASE 3包装仕様と輸送業者を見直し出荷日数の短縮と輸送費の大幅削減を実現
概要
中国資本の物流企業から2021年に大手太陽光パネルメーカーの貨物を関東及び関西の倉庫での保管・出荷業務を受注致しました。
問題が多発
当初は単純な入出庫・保管・輸送業務との条件で受注致しましたが、業務開始直後から太陽光パネルを入荷状態の箱から取り出し、梱包、路線便出荷の依頼が多数発生しました。
太陽光パネルは一枚が畳一枚程の大きさで重さは20kgくらいあり、梱包状態から抜き取るには大人3名で対応する必要があります。パネル表面はガラス素材で割れる危険性があります。その様な商品に対してメーカーが破損を防ぐために梱包している状態を崩し、新たに倉庫で再度梱包をして出荷する事に大きな不安を覚えました。
倉庫と綿密な改善案を出し合い業務改善へ
先ずは梱包状態の改善から開始しました。コストに関して制限がある中、一枚だけのパネルの梱包は非常に手間が掛かり安全性の問題もありました。そこで専用の強化段ボール製の梱包資材を協力会社様と開発し、スピーディーな梱包方法の確立と新たな梱包資材の開発を行いました。結果コスト面と安全面の両方を満たす梱包資材を確保する事が出来ました。
路線出荷で輸送コストを大幅に削減
太陽光パネルは扱いが難しいことから多くの路線会社から扱いを断られました。また配送場所の多くが山奥の現場や地方という事もあり配送料金が高額になる事も多々ありました。その後紹介を頂いたN社との契約が完了し、取り敢えず川崎倉庫からの出荷に関しては路線便を利用する事で多いところでは50%以上のコスト削減を実現しました。
さらに日々改善は続きます
現在も日々の出荷で問題のあった点やコストの削減できる点に関しては絶えず改善を続けております。もちろんコスト改善は協力会社様のご協力があってのことで、協力会社様との信頼関係は弊社にとっての財産であり日々皆様に感謝しております。今後も弊社がお客様と協力会社様との調整弁として機能する事で、改善が進んで行く様に積極的に活動を行って参ります。
【ソーラーパネルメーカー・
商社の皆様へ】
ソーラーパネルの入出庫・保管・発送に関しては既にノウハウとツールが揃っております。特に関東倉庫では効率的に出荷が行える体制もあります。ソーラーパネルメーカー様や商社様は是非お声掛けください。
ソーラーパネル梱包事例